神奈川出身。チェンマイ・チェンダオの日僑経済界のフィクサー。現在は自動車関係?の職業に着かれている様子。ミャンマーにも詳しい。ドイツ語を話す。
(私は北タイ・ミャンマー情勢には詳しくなく、しかも酒の席での雑談なので、とりとめがなくまったく詳細に欠けますがご了承ください。所々間違えているかもしれませんし、参考程度です)
於:チェンダオ某所
Q.東南アジアに日本企業が進出しているようですね
A.タイにも色々日本企業が来ているが、日本企業がなぜ東南アジアに来るかわかるかね。人件費が安いのも1つだが、法律の規制が緩いので廃水などを垂れ流しに出来るからだ。現地に住んでいる者からすればとんでもない話だ。倫理が破綻している。そんなことをしていたらいずれ堕落するよ。
Q.北タイはどうなのですか
A.北タイは今アツい。アジアハイウェイをここから北のチェンコンあたりに建設する計画が進んでいる。なぜ道路を作るかというと、マレーシアを迂回して海路で荷物を運ぶよりずっと安いからだ。中国や日本が進出してきている。北タイ人も賢い。何をしたかというと、道路が出来る前からさっそく穀物の集積倉庫や、パルプの工場を建てた。こういうのはハズレがない。今は地価も上がってきて、土地などとても買えなくなってしまって失敗だった。
Q.最近はミャンマーが注目されていますが
A.私に言わせれば何故あれほどミャンマーが熱いのかわからない。ミャンマーは今もてはやされているが、西部のアラカン(ラカイン)州あたりでは軍がイスラム教徒を殺していて、また何が起きるかわからない。何かが起きた時、日本企業が対応できるかという話だ。先の地震の時も日本人は準備をしなかったので、うろたえて対応できなかった。私もドイツ人に、なぜ日本は原発事故の対応が遅いのかと言われた。そういうことだ。
Q.ミャンマーとタイは貿易が盛んなのですか
A.盛んだが、ミャンマーは不安定だ。最近ではメーソートというところの国境が閉まっている。なぜかというと、ミャンマー側の警察と軍が通行税の取り立てで内輪もめをしていて話が纏まっていないからだ。それで北タイ側のルートが注目されている。
Q.中国と日本が揉めていますが日本企業は東南アジアに移転してきていますか
A.私としてはもう少し揉めてくれたほうが面白いがね。それにしても日本という国はおとなしすぎる。あんなんでは国際社会で戦っていけない。
ミスターYについてS氏、U氏のコメント
S氏「ところでUさん、最近Yさんは何されてるんですか。バイクの在庫が800台くらいお持ちなんですよね?」
U氏「さぁなァ、いっつも聞いてんだけどよォ、よく分かんねぇんだよなァ!」
(このインタビューは無許可掲載ですが、特に特定個人に重大な影響を及ぼす内容ではないと思いましたので掲載しました。問題があればご一報ください)
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